結婚してから4年間不妊治療を経て出産。
6ヵ月の娘を連れて、夫の海外赴任でアメリカへ。
田舎でしたし、小さい子供と毎日公園やジムに行く格好で過ごしました。
アメリカでも一番と言ってもいいほど保守的な州でしたね。(岐阜に似ている、、、)
帰国して、すぐコロナが蔓延。2回目の不妊治療で妊娠。
私は身体が大きく、手足も長い方なので、ただでさえサイズの合った服を探すのが大変なのに、妊娠期間中は本当に着るものに困りました。
ライフスタイルも体型も変わり、いよいよこれは着るもの迷子だという時、骨格診断やパーソナルカラー診断がポピュラーになってきていて、受けてみようと思い立ったのです。
これが人生の転機でした。
【診断を受ける】
『パーソナルカラー 岐阜』で検索したでしょうか。
同業になった今では私の大先輩にあたるイメージコンサルタントさんですが、サロンへ診断してもらいにいきました。
まず顔タイプ診断で、自分はなぜ若く見えるのか、ラブリーなものを着ると違和感がある理由が説明できることに衝撃を受けました。
パーソナルカラー診断では、黒や色鮮やかなものも似合うと知って大喜び。
骨格診断では、自分の体型でどう工夫すれば着太りしないかを知れて安心しました。
今までの人生で謎だと思っていたものに、一つ一つ名前がついた感覚を味わいました。
霧が晴れるような、とはこのこと。
こうしてイメージコンサルティング(診断)を受けた日に、私もこの仕事がしたい思い立ったのでした。
アパレルの経験も活かせるし、何より自分が悩んだ経験があるからこそ、悩める人に寄り添える。
子供を保育園に預けるのと同時に勉強を始めました。
程なくしてサロンをオープンし、今に至ります。
【私の大きな勘違い】
ここまでトントンと来ているように見えると思いますが、一つ大きな気づきがあったんです。
私は『自分のタイプを知ればオシャレになれる』と思っていました。
今は声を大きくして言いたい。
診断結果を知っても、お洒落にはなりません。
現在、私は診断を受けてから3年経ちます。
このところやっと、これが自分らしさだな、と思えるようになりました。
諦めなくてよかった。
自分らしく自由にオシャレを楽しめるようになるには3年かかりますよ。
誰かに教えて欲しかったことを、今は私がお客様に伝えています。
オシャレって、そんなイージーではないです。
世界でたった一人の自分を彩るもの。
安易にこれを着ておけば間違いないという、教科書通りにはいきません。
診断はあくまでガイドラインです。
でも、難しく考える必要はありません。
トライアンドエラー、行動すれば結果はついてきます。
難しいと思う方は、行動を起こすこと自体が難しいんだと思います。
この【オシャレになるには3年かかる話】は、また次回したいと思います。

